キャッチコピーって、どのように考えて書けばいいんですか?
そんなご質問がありました。
そこで、私の書き方を、ひとつ、紹介しましょう。
例えば、次のようなコピーがあるとします。
「どんな美容クリームを選べばいいの? いや、50歳を境界にしてちがうでしょ」
「好きなことを仕事にしたい? いや、好きは趣味でしょ。得意なことを仕事にすべきだ」
実を言うと、これは、『思い込みの枠組みの外へ連れ出す』 という方法です。
ここでは、まず前提として、
「好きこそものの上手なれ」とか、
「好きな事を仕事にしたい」とか、
「自分が好きなものがわからない」とか、
「好きなことを仕事にしている人は幸せ」とか、
そういう思い込み空間があるわけです。
こうした思い込みは、
同級生、先輩、親、学校の先生、就職雑誌やら、ウェブサイト、マンガ、
そうした様々な情報源によって、作られてしまったと思うのです。
そこで、そうした思い込み空間の外から、
「好きか嫌いかで仕事を選ぶな」
「得意か苦手かで仕事を選べ」
という別の基準を与えてしまうわけです。
これを応用すると、
「どんな美容成分が入ったクリームを買えばいい? いや、50歳を境界に違うでしょ」
こうなったりします。
こうした「思い込み空間の外へ連れ出す」と、「はっ!」となります。
こういう練習は、ニュースレターなどの記事タイトルや、
小見出しタイトルなどで練習すると良いんですよ。
ちょっと難しいんですけど、頑張ってみてください。