ダメな人材とは?のミーティングをさせる意義

ある専門家にマネジメントのコツについて話を聞いてきました。

「駄目な人材というのは、どのような人材のことをいうのか?」

こうしたテーマについて、社員全員で話し合わせます。
そして、その内容を記録するために箇条書きにでもして整理させます。

そうした箇条書きを、社長まで提出してもらいます。

そうした報告書を受け取った社長は、
「なるほど。社員のみんなは、こういうのが駄目な人材だと思っているんだね。
 わかりました。こういう部分が見えたら、それを指摘するようにします。
 人格攻撃にならないように、その部分や行為について叱るようにします。」
 でも、そうならないように、頑張ってください。
 こうして報告してくれてありがとう。」

実は、この狙いというのは、「参加」そのものにあります。

駄目な人材とは何か?
そういう話し合いに、参加するだけでも、社員は自己チェック機能が働くからです。
ただ参加させるだけでも、けん制になるというわけです。

これは、具体的なテーマでも効果があると言われてます。

「遅刻って、なにがダメか?どのようにダメか?」
それをみんなで考えてまとめる。
この作業に加わるだけでも、遅刻者を減らすことに効果的だと言われているのです。

面白いですね。
非常にシンプルな方法ですが、確かに効果が期待できそうです。

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