超進化経営 良書紹介

生き残っていく企業の共通点は何か?それが学べる本で、良い内容だと思う。

 

過去からずっと同じことを繰り返し続けて、成長し続ける。そんな企業は存在しません。

日清食品は、チキンラーメンから、カップ麺を作り、宇宙食を作り、完全メシを作り、今後はさらに異分野へと参入していくのかも知れないなと思います。

 

日本酒メーカーでも、同じように見えます。

月桂冠は、1637年に創業して2024年で387年。信じられない長寿企業さんです。2019年の売上高234億円。こちらは日本酒をずっと続けてきている。

月桂冠さんの創業から200年後、寶酒造は、1842年に創業して、こちらも182年の長寿企業さん。連結決算では3,009億の売上高。10倍以上になる。宝ホールディングスさんの連結決算を見てみると、利益額では、宝酒造が49億。宝酒造インターナショナルが108億。タカラバイオが205億。
つまり、宝ホールディングスさんは、バイオ企業になりつつあるとも言える。
ある日突然に、こうした変化が起きたのではない。
ずっと新しい試行を続けてきた結果だと思う。

確かに、売上高で言えば10倍の違いだけれど、どちらの企業について考えても、両社とも信じられない結果を残していることは間違いない。

こういう生き残っていく企業の共通点はなにか?

それを分析したのが、この本。

【目次】
序 章 進化経営とは  
第1章 頭足(オクト)型――多角化の功罪と新陳代謝 
第2章 軸旋回(ピボット)型――ずらしの達人 
第3章 異結合(クロス)型――イノベーションの実験場
第4章 脱構築(デコン)型――若返りの名手 
第5章 深耕(カルト)型――足もとに泉湧く 
第6章 超進化経営の法則

終 章 日本企業の次世代進化

 

もう、この目次だけでも、ごもっとも!おっしゃるとおりです!と激しく同意です。

良い内容だと思いました。

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