私(佐藤昌弘)のコンサルティング・ポリシー(信条)についてご説明します。
コンサルティングというサービスは、コンサルタントとの相性も大事だと思います。
それに、人間性や、思想や哲学・美学、それも共感できるかどうかは、大切な検討項目だと思います。
だからこそ、私が常にポリシーとしている項目をご紹介します。
私のコンサルティング・ポリシー(信条)
●経営に役立つアドバイスと、顧客の人生相談とのあいだに境界はない。
●顧客にとっての成功は、お金儲けや経済的成功だけではない。
金儲けだけを提供すれば良いと考えるのは誤りのもとである。利益追求だけでなく、常に「良くなる」こと目指す。「儲かる」事と、「良くなる」事は、似ているようで異なるからだ。しかし、だからといって、マーケティングに大きな期待をしてくださっている事を忘れてはならない。
●会社が「良くなる」とは何か?
これは主観です。私は、企業にとって「良くなる」とは、持ち味を理解し、伸ばし、活用することによって、その会社ならではのポジショニングが成功していることだと考えています。
自社商品の持ち味を理解し、それを伸ばし、顧客からの期待にこたえる商品を提供することが出来ている。
商品のみならず、自社サービスの持ち味を理解し、伸ばし、顧客からの期待にこたえる価値を提供することが出来ている。
良い会社であることは、会社の存在意義も、顧客からの感謝も、社員の誇りも、大いに高まることだと考えています。
●まず最初に、今の顧客の状況や想い・願いに耳を傾ける。
その想いや願いを十分に認めて、そこを出発点にして解決を目指す。たとえ想いや願いが言葉に出来ないことがあっても、それを感じて理解する。
●私のコンサルティングは、医者と患者という立場に比喩的に置き換えられることばかりではない。
クライアントに寄りそうことは重要であり、共に地面に立つ事も、同じ川に入る事も、同じ目線であることを、いつも心がける。
●顧客が質問してくれる情報を提供するだけが仕事ではない。
その業界では考えが及ばないほどの発想と着眼点、気づき、しなやかな行動力、そして自発性と創造性が少しでも得られるように支えるのも仕事である。
●顧客が理解しにくそうにしている時は、言いかえたり、足したり引いたりして、わかりやすく伝える工夫と努力を怠らない。
●顧客が常に正しいとは限らない。
もしも間違った悩み方をしている時は、たとえ嫌われたとしても指摘することを優先させる。
●顧客との会話では、以前に話した内容であっても、必要とあれば、何度でも話す。
しつこくなったとしても、異なる視点から、異なる説明のしかたで、何度でも繰り返す。
●顧客は、他の人がどうやっているか、それを知るだけでも、選択の幅を広げることができる。
だからこそ、数多くの現場経験を記憶しておき、顧客が受け取りやすい知恵として蓄えておく。
●どうせなら明るく楽しく、元気になれるのがいい。
ユーモアやモノの見方によって元気になってもらう工夫をする。
●顧客には力がある。能力がある。それを信じる。
過去に乗り越えてきた、経験、実績、それを支えている価値観を思い出してもらえるようにする。
そして他の分野でも、その力は必ず発揮できることに気づいてもらう。
●卒業のときが、いつか必ずくる。
状況が良くなり、私を必要としなくなることは顧客にとって喜ばしいことでもある。
それは顧客にとっての新しい始まりの日でもある。
尊敬と感謝、笑顔で挨拶をする。
以上
どうぞよろしくお願い申し上げます。
佐藤昌弘