【顧客事例】生産設備 専門商社/コタニ株式会社
2024年07月15日
CLIENT DATA
コタニ株式会社 代表取締役 小谷 哲也 様
1961年の創業以来、シール製品の専門商社として経営。
現在の事業は大きく3つ。「1.シール製品販売」「2.省エネ照明販売」「3.工業資材販売」の 3事業。取り扱う製品はニッチ市場であり、そこへ丁寧なマーケティングとエンジニアリングセールスが組み合わさって、競合を寄せ付けない強さを持つ。
社員の得意なことはなにか?持ち味は何か?伸ばせるポテンシャルはどこにあるか?それを一緒に探し、活かそうと工夫し、伸ばすための自己研鑽を奨励する会社。
「どこで頑張りたいですか?」
お会いした当時は、『当社にとってプッシュ型のセールスの強化が必要だ』と考えていました。
その当時は、申し訳ないのですが、佐藤さんの事は知らなかったんです。
佐藤さんの事は、ある販促コンサルタントの方からご紹介をして頂いたんです。
「セールスなら、すごく良いコンサルがいるよ」と。
その方と大阪梅田でご一緒している時に、すぐご自分のスマホで、佐藤先生のサイトを見せてくれてね、「この人ですよ」って。しかも、別の日に電話までくれて、「佐藤先生のサイトを見てたら、お試しコンサルがあるらしいですよ」とまで教えて下さったんです。
そういう事情で、佐藤先生の会社まで訪問して、お試しコンサル(トライアルコンサル)を受けた、それがキッカケでした。
まず最初に、すべて聞いてくれた
佐藤先生への印象は、その当時と、現在とで、あまり変化はありません。
佐藤先生は、
「全部、お話を聞いてからにします。まずは、どんな事で困っているか、今の現状はどうなのか、お話頂けることを、いろいろ聞かせてください」と言われてました。
ここから先が、他のコンサルタントとは違ったんです。
世の中には、経営コンサルタントという方々が、ゴマンといます。
それぞれ自分の得意分野を持ってます。
そうすると、話を聞いてくれた後、自分の得意分野の方へ持っていこうとするんです。
例えば、「自動車関係のメーカーを、新規開拓したい」と相談すると、
展示会営業に詳しいコンサルタントは、展示会セールスの指導へと持っていこうとします。
ネットマーケティングに詳しいコンサルさんは、ウェブマーケのアドバイスへ誘導します。
でも、佐藤さんは違ったんです。
「どこで頑張りたいですか?」
そう聞かれたんですよ。
私は、『当社の営業担当者をトレーニングして、プッシュ型のセールスを強化したい』と伝えました。そうやって、連続ドラマ型の飛込みセールスのコンサルティングを受けることになったんです。
トライアル(お試し)コンサルの時に、ホワイトボードにいっぱい書いてくれました。
私が一番良かったなと思うのは、やっぱりこう、経営者である私の要望した方針で、的確なアドバイスをもらえたことです。
マーケティング方針への転換
しばらく定期的なコンサルを続けて頂いた頃に、佐藤先生とランチを食べている時に、
「うちの会社、マーケティングの専門スタッフを作ったほうが良いですかね」と質問しました。
佐藤先生は、「そろそろ置いた方が良いです」と言われ、当社のスタッフをマーケティングの専門家へと育成していくことにしました。
『プッシュ型セールスで頑張りたい』から、『マーケティングで頑張りたい』に、方針転換したんです。
そこからは、佐藤先生からマーケティングのアドバイスを中心にコンサルが始まりました。
そのタイミングから、成長スピードが早くなったんです。
相当に、うまく回転しはじめた。
現状は、お陰様で、我々の同業者の中でも相当にうまく行っていると思います。
BtoBで、我々の競合さんは、ウェブマーケティングをしっかり出来てません。だから当社は相当勝ってるはずです。
引き出しの多さ
佐藤先生は、どんな質問をしても、回答をしてくれます。
「引き出しの多さがすごい」
その言い方が最も的確だと思います。
佐藤先生の事をよく知っている、別の税理士さんも、「あの人は、どっからでもパンチが出てくる」と評していました。
プッシュ型のセールスを展開してきたいと相談すれば、そのアドバイスをしてもらえる。
ウェブマーケティングで頑張りたいと言えば、それを指導してもらえる。
ポジショニングのコンサルをして欲しいとお願いすれば、そのコンサルをしてもらえる。
特に、ウェブマーケティングの中でも、SEO対策は役立ちました。
当社も、まだ100%出来ているかどうかわかりませんが、非常に効果が出ています。
顧客からの問い合わせが、本当に増えました。
それから、顧客へのインタビューの仕方についても、アドバイスしてもらいました。
顧客への取材の仕方によって、マーケティングに役立つ情報が得られます。
そのやり方が、本当に役立っており、本当に集客に役立ってます。
それぞれの引き出しもプロ
印象的だったのは、「どこで頑張りたいか?」と聞いてくれたこと。
自分の得意分野に持っていこうとしなかったことです。
おそらく、業績を上げるためだけだったら、最初からウェブマーケのコンサルをやれば良かったのかも知れません。
しかし、そういう方向への誘導さえしなかった。
「どんなふうに頑張りたいですか?」
それをクライアントに質問するってのは、引き出しが多くないと出来ません。
会計分野とか、法律分野、知的所有権などの分野とか、苦手分野もおありだと思います。
(それはご自分でも苦手だと言ってましたね)
けれども、少なくとも、セールス分野、ポジショニングも、ウェブマーケティングも、どこもプロだなと思っています。
だから、今後も、経営がテンパった時は、ヘルプしてほしいと思っています。
佐藤先生の口ぐせ
佐藤さんの口ぐせはね、「うんとね」なんです。
佐藤さんは、ご自分では気付いていないかも知れません。
私や、弊社スタッフからの質問を、じっと、ずっと聞いてくれて、ひと通り聞き終わると、質問を確認してくれます。我々の質問をリピートしてくださるんです。
その後に、「うんとねぇ・・・」と言うんです。
きっと「うんとねぇー」と言ってる間に、頭がフル回転になって、答えを考えているるんでしょうね。
その後、ちゃんと佐藤先生の口からは、その答えが出てくるんです。
しかも、その答えがね、自分の得意分野に持っていこうとしない。
質問した通りに、まっすぐ回答が返ってくる。
『こんなふうに頑張りたい』
それがある会社には、それに沿ったプロのアドバイスがしてもらえる。
『どんなふうに頑張るべき?』と質問をすれば、それはそれで的確に回答してくれる。
その背景には、圧倒的な、佐藤先生の引き出しの多さがあると思います
(取材:2024年7月)