【顧客事例】木造住宅の注文建築/野島建設株式会社
2024年07月19日
CLIENT DATA
木造住宅の注文建築/野島建設株式会社 代表取締役 野島 比呂司様
富山県の魚津市・新川地区で、複数年にわたって着工棟数1位。
- 魚津市着工棟数No.1
- 新川地区着工棟数No.1
- APW樹脂窓部門 採用数新川地区No.1
- エクステリアスタイルアワード ベストスタイル賞受賞
父親が創業した建設会社を、二代目の息子が跡を継ぐのはめずらしくない。
しかし、この会社の特徴的なことは、二代目である現社長が、ビジネスについて「学ぶ」こと、そして「試行錯誤」や「実践」を絶え間なく、ずっと続けてきている点。
外部から見れば、野島建設という社名はずっと変化が無いように見えるが、会社のイメージを一新し、マーケティングによる集客を磨き、属人化されていたセールスを仕組み化し、会社の資金繰りも盤石なものとし、家造りの工法・商品は改良が重ねられ、絶え間ない変化をずっと繰り返していている企業だと言える。
会社を継ぐ前に、自分で創業。
14年前のトライアル(お試し)コンサルが、最初のキッカケでした。
私の父が野島建設(株)の代表取締役をしているときに、二代目として、佐藤先生に相談にいきました。
翌年には、自分自身の工務店を創業し、まずは自分独りで経営をスタートさせました。
そこから五年間、折込チラシ、WEBマーケティング、集客全般のコンサルティングをしてもらっていました。
マーケティングにおいては、言葉の大切さ、ディテールの重要さ、数字の見方など。
セールスにおいては、仕組み化、営業ツールなど。
また、営業マンのセールス状況や進捗の見立て、指導や管理の仕方など。
しっかりと学んでいきました。
約五年間、私は自分の工務店の経営をしながら、学びながら実践を繰り返していました。
突然にやってきた事業承継
しかし、父親の体調が急に悪化したことを機に、私は野島建設を継ぐことになりました。
自分が経営していた小さな工務店を吸収合併させて、ビジネスを1本化していったわけです。
五年間で学んだ、マーケティングやセールスの実践ノウハウは、本当に役立っていたのを理解しました。
ターゲティングのこと、紙媒体の集客の考え方、コピーライティング、見学会などの集め方、接客セールスの工夫やツール、五年間で学んだことは、すべて役立っています。
その証拠に、私が創業した工務店のときもそうでしたが、父から継いだ野島建設(株)も、集客やセールス、業績を伸ばすことで困った経験がないからです。
困るどころか、弊社は、「2017年度新川地区着工No.1」「複数回の魚津市着工棟数No.1(2016年度・2017年度・2020年度)」「2018年度入善町着工棟数No.1」を実現しました。
知名度の高い全国規模の会社がほぼNo.1を独占する中、地場の工務店がNo.1を獲得するのは全国的にも、なかなか珍しいケースだと自負しています。
コンサルとメンタリング
しかし、佐藤先生のコンサルティングで助けられたのは、もうひとつ、別のことでした。
父親から野島建設を継ぐとき、そのプレッシャーは、相当なものでした。
なんとも表現しがたい不安感、押しつぶされそうな気持ち、重圧・・・。
その時に、佐藤先生からのメンタリングをしてもらえたことが助かりました。
その時だけではありません。
野島建設㈱を継ぎ、新社屋も完成し、いよいよ業績を伸ばすためにドライブをかけようとしていた矢先に、幹部社員を含めた数人に裏切られたことは本当に凹みました。
業績的には、問題はありませんでした。
佐藤先生から「営業を仕組み化」するアドバイスをして頂いていましたから、営業スタッフが抜けたとしても、すぐに業績を復調させることが出来ました。
しかし、信頼していた社員からの裏切りが、心に与えるダメージは大きいです。
その時も、佐藤先生に相談していたのを覚えています。
会社経営は、成長をするために、チャレンジや、変革をし続けないといけません。
しかし、それは同時に、心がすり減ることも経験します。
コンサルティングと、メンタリングは、交互に役立っていて、そういうものかも知れません。
佐藤先生は、経営で困ること全般で力強くフォローしていただきいつも感謝しています。
(取材:2024年7月)